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まず第１に相続人を確定してな、第２に相続分を確定するんじゃ。Aが死亡した場合、第１順位の相続人はな、子及び配偶者なんじゃ。しかしAには子はなく配偶者（内縁の妻Eは相続人ではない）もいないんでな、第１順位の相続人はいないんじゃぞ。第２順位お相続人はな、直系尊属及び配偶者であるが、Aにはこれらの者もいないんじゃぞ。そこで、第３順位である兄弟姉妹が相続人となるんじゃ。兄Bと弟C、Dが相続人なんじゃ。ただしな、C、Dはな、Aより先に死亡しているんでな、C、Dの受けるべき相続分はな、Cの子F、GとDの子Hが代襲相続するんじゃ。ということでな、相続人はな、B、F、G、Hの４人なんじゃ。
次∨相続分を確定するんじゃ。まず、兄弟姉妹が数人あるときはな、各自の相続分はな、相等しいものとするんじゃ。ただしな、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分はな、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の相続分の２分の１とするんじゃ。CとDはな、Aと父母の双方が同じであるが、Bとはな、父親だけが同じで母親は異なるんじゃ。ということでな、Bはな、C、Dの２分の１の相続分ということになるんじゃ。そして、Cの受けるべき相続分をFとGが等しく分けるんじゃ。Dの相続分はな、Hがそのまま代襲するんじゃ。そうなるとBの法定相続分はな、５分の１、Fはな、Cの相続分５分の２の半分で５分の１、Gも同じく５分の１、Hはな、Dの相続分５分の２をそのまま代襲するんじゃ。